ストレスに気づかされたこと

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最近,思い通りにならないことが多い.特に仕事で,いろいろな人の思いが交錯し,いろんな意見の中で結論は翻弄される.誰もが,「いいことをしたい!」と願っていることが分かるだけに,こころ苦しさにさらされる・・・.倫理的ジレンマ,自己矛盾,信念対立,現場では様々なストレスが渦巻いている.誰もが悪くない,誰もが真摯に自分の信念に基づいて,自分に正直に臨床に取り組んでいる.そのことが,情熱と優しを持ったメンバーそれぞれを削っていく・・・.その真っ只中に,身を置いていた.

そんなある朝.
出勤のために,駐車場に車を止め,滑り落ちるように運転席から降りた瞬間のことだった.

太ももの裏(ハムストリングス)に痛みを覚えた.そして,痛みとともに,太ももの裏がパンパンにはっていることに気づいた.

「あぁ,疲れている.力が入っている・・・」

踏ん張ろうとしている自分に気づいた.その時,脳裏に溺れているひとの姿がよきった.
溺れているひとは,力が入ってしまう.そして,その状態で,もがけばもがくほど沈んでいってしまう.
溺れた時には,落ち着いて,力を抜いて,水に身を任せるのだ.

「そうだ,時の流れに身を任せてみよう!!」

ストレスをなくそうとする必要はない.誰かの思いを消そうとする必要はない.無理やり受け入れようとすることもない.すべては,必要だからそこにあらわれてくる.ボクらは,残念ながらその意味を知らない.その意味が分かるときは,それを乗り越えた時なのかもしれない.誰もが,不幸になるために生まれてきたわけではなく,誰もが,誰かを不幸にするために生まれてきたわけではない.すべてのひとが,幸せになりたいと思い,今を生きている.

力を抜いて,すべての思いに身を任せてみよう.渦に巻き込まても,気張らずに,その流れを感じてみよう.きっと最高のリラクゼーションになる.目指すは河童の川流れ.笑わせるより笑われよう(笑)そんなひとにわたしはなりたい.のかな??


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