作業 作業療法 身体性

人が成長するとき

もうすぐ１歳になる娘の話です．
すこし前のある日のｌ検診で，「心配することはないけれど，つかまり立ちをしていてもおかしくない時期」とご指摘をいただき，その気になった妻がつかまり立ちの練習を手を握ってしていました．ワイワイと囃し立てながら練習をしていると，お姉ちゃんたちも一緒になって盛り上がっていました．

しかし，なかなか彼女はその気になりません．
みんながワイワイ言ってくれるのでニコニコ楽しそうなのですが，すぐにペタンとへたり込みます．
みんなガックリ(笑)その姿がまたほのぼのとしていて・・・

それはそれでよかったのですが，つかまり立ちをしない彼女に少し心配になる妻．
「専門家でしょ～」と言われても，発達に関しては仮進級だったという過去を持つわたし．
事態は，あまり改善せず(笑)

そんなある日，お姉ちゃんたちのオモチャに興味津々な彼女の姿を見ました．
そんな姿に，オモチャ箱にオモチャを片付けてみると・・・

興味津々な彼女は，オモチャ箱につかまり・・・
そして中を覗き込む！！！

その姿は，まさに，


”つかまり立ち～～！！！　来ました～！！！”


やっぱり，興味・関心，やりたいってこころが動くことが大切なんですね！！

そして，なにより，遊びなどのなにかすること，本人にとっての意味のある作業によってひとは成長するのだなって実感したある日の出来事でした．